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古いPCの再活用! Google Chromium OS を入れてみる

一昔前に中古で購入したASUS EeePC 1005HA。画面サイズは11.6インチでネットブックに分類されますね。一応windows7が標準でインストールされているのですが、CPUがAtom N280とお察しの性能なのでギリギリ動いてる感じです。今回はこのネットブックに、低性能PCでも十分動作すると噂の Chromium OS を導入してみます。

Google Chrome OS ってなに?

 まずはGoogle Chrome OSについて簡単に触れておきたいと思います。PCのOSと言えばWindowsかMac、この2大OSがほとんどのシェアを占めていると思いますし、事実皆さんが使用されているOSもこの2つのどちらかだと思います。Google OSとWindows,Macを比較して、まず決定的に違うコトは全てがWebベースであるということ。つまり、OS自体がインターネットブラウザの延長であり、ブラウザが動作すればOSとして機能するわけです。ブラウザだけが動作すればいいということなので、性能の低いPCでも十分に動作することがメリットです。高価なCPUや大容量のメモリは必要ありません。また無駄なプログラムが走らないのでOS自体の起動やシャットダウンも速く、コンピュータへの負荷が低いのでノートPCやタブレットであればバッテリーの持続時間も長くなります。そしてなんといっても一番のメリットはOSが無料! しかも日々アップデートが繰り返されているので、いつでも最新版のOSをトライすることができます。ここで扱う Chromium OSというものはChrome OSのオープンソース版で、本質的にはほぼ同じものと思って頂いてOKだと思います。

 しかし、デメリットも考慮しなければなりません。今までWindowsマシンで使用してきたアプリケーションが使えなくなるということ、 Chromium OSのドライバが提供されていないプリンタ等の周辺機器は一切使用できないという点です。この辺りを踏まえつつインストールしていきたいと思います。

インストールするのに必要なもの

  • インストールするPC (CPU 1Ghz,メモリ1Gbyte搭載していれば十分だと思います。)
  • 4Gbyte以上のUSBメモリ:Chrome OSのインストールディスクを作ります。
  • ChromeOSのイメージファイル:後述します
  • 7-zip:windows用のアーカイブソフト, クロミウム OS の解凍に必要。後述します。
  • Win32DiskImager:Chromium OSのイメージファイルをUSBに書き込むソフトです。後述します。

Chromium OS のイメージファイルをダウンロードする

 Google Chromium OSはオープンソースで日々更新されています。下記リンクからビルド済のイメージファイルが入手できます。

 Chromium OS Builds

daily/のところに入ってみましょう。ズラーっとたくさんのビルドが並んでいます。
64bitOSのイメージはCamd64OS~~~.img.7z
32bitOSのイメージはCx86OS~~~.img.7z

をダウンロードして下さい。お使いのPCのwindows bit数と同じものを選択すればOKです。

7-ZIPでイメージファイルを解凍する

 ダウンロードしたファイルは圧縮されていますので解凍します。.7zという拡張子の解凍には『7-zip』というソフトウェアが必要ですのでお持ちでない方は以下からダウンロードして、インストールして下さい。

 7-zip

それでは7-zipで先ほどのイメージファイルを解凍します。まずは起動して、先ほどダウンロードしたイメージファイルをダブルクリックします。これで解凍は完了。
7zipで chrome OS イメージを解凍

はい、それでは解凍したイメージファイル(拡張子.img)をデスクトップにでも置いておきましょうか。ドラッグアンドドロップでデスクトップに移動しておきます。
7zipで chrome OS イメージを解凍

Win32 Disk Imagerで Chromium OS インストールディスクを作成

 次は用意して頂いた4GbyteのUSBメモリを使って Chromium OS のインストールディスクを作成します。インストールディスクは先程のイメージファイルをUSBメモリに書き込みます。ここでは『Win32 Disk Imager』というソフトを使用します。お持ちでない方は下記からダウンロードしインストールしておいて下さい。

Win32 Disk Imager

緑のダウンロードボタンからインストーラーをダウンロードできます。
Win32 Disk Imagerのインストール

ではWin32 Disk Imagerを起動します。
①のフォルダボタンをクリックし、先程解凍したイメージファイルを選択します。
②でインストールディスクとなるUSBメモリのドライブレターを選択します。
③Writeボタンで書き込みが開始されますのでしばらく待ちます。
USBメモリ内のファイルは消去されますので必要データは事前のバックアップを!
Win32 Disk Imagerの使い方

USBからChromium OSを起動する

 ではインストールディスクを起動します。まずはPCの電源を落としUSBインストールディスクをセット。そしてBIOSの設定です。通常HDDがブートディスクに設定されていますので、USBからブートするように設定を変更します。EeePCの場合は電源オン後F2キーでBIOSが起動します。BIOSの設定はPCごとに違うのでマニュアルを確認してみて下さい。

 さてUSBからブートしてみます。最初に言語、キーボード言語、ネットワークSSIDの設定を聞かれますので設定します。その後、Googleアカウントでログインすれば起動は完了です。

PCのHDDにChromium OSを転送

Chromium OSのホームでctrl+Alt+Tを同時押しします。ターミナルが起ち上がります。
「crosh>」というインジケータが出ますので「install /dev/sda」と入力してEnterを押します。installのあとのスペースを忘れずに。

次にPasswordを聞かれますので、「password」と入力しEnter。
Are you sure(y/N)?と聞かれます、「y」を入力しEnter。

インストールが始まりますので、しばらく待ちます。再び「crosh>」と表示されればインストール完了です。左下のログイン関係のボタンから電源を落とし再起動してみましょう。HDDに移設したことでUSBから起動した時よりも速いですね!これでインストール作業は完了です。

 使ってみた感想としてはブラウザ、オンラインででできることは問題なくできる印象です。Googleが提供しているOffice互換アプリも有りますので、Word,Excel,Power Pointなども扱うことが可能です。ただし凝ったお絵かきや音楽の作成、ブラウザ上で動かすことが難しいものは対応しきれていないようです。サブマシンとしてネット閲覧用途であれば、軽くてイイOSではないでしょうか?
安い中古PCを買ってきてネットブックに仕立てるのもいいかもしれませんね!

今度は僕の大好きなUbuntuのインストールでも紹介しましょうかね~。

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