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格安SIMを契約して携帯代の削減 – MVNO を使い倒す!

 iPhone、Android、blackberry、windows phoneなど、ここ5~6年でスマホが日本での市民権を得ましたね。次世代のOSとしてtizenやFirefoxの情報も耳にしたり、最近ではAmazonがスマホ市場に参入!?なんて噂もあります。ガラケーより格段に便利なスマホですが、デメリットもいくつかありますよね。とりわけ皆さんが不満に感じていること第一位は通信コストではないでしょうか?世界の中でも日本の携帯通信料は非常に高いそうです。色んな手段を駆使してガッツリ通信費を下げる方法をご紹介します。

 今日は意外と知られていないMVNO( 格安SIM )という通信コストを下げる手段について紹介し、スマホ代をケチりまくろうという趣旨の記事です。

ご家庭の携帯電話代、毎月おいくら万円ですか?

 例えば一般的な4人家族の場合。お父さん、お母さん、大学生の息子に高校生の娘。今や高校生だって携帯は当たり前。なのでこのモデルの家庭では4台の携帯が使用される事になります。通信費用の概算は(基本料+通話料+パケット定額料)×4人分で3~4万円といった所でしょうか?一人あたり7,500~10,000円の計算になります。

う~ん。。。通信費ってめっちゃ高いですね。みなさん実感されてると思いますケド。。。

スマホ2台持ちで通信コストをカットしてますよ!

 ボクはスマホ2台を「電話用」「データ通信用」で使い分けています。この使い分けで携帯電話の月額費用は なんと3,000円にまでカットできています。もちろん普通に電話できますし、データ通信もLTEで ほぼ使い放題です。携帯端末を2つ手に入れないといけないので初期費用が少しかかりますが、長い目で見れば問題になりません。ではこのコストカットのカラクリを少しずつ説明していきます。

まず「電話用」「データ通信用」、各端末の用途は以下です。

  • 電話用
    電話とSMS(ショートメール)のみに使用します。インターネットとEメールは使いません。
  • データ用
    インターネット、Eメールその他ネットワークの接続。電話とSMSは使いません(使えません。)

 用途を分けるために、電話用端末とデータ用端末で別々の通信契約をすることがポイントです。ではどんな契約をすればよいのか???

携帯キャリア&MVNO 事業者と契約する。

 まずは、「電話用端末」の契約の仕方。これは普通に皆さんが行っているであろう、携帯電話会社のショップで契約します。docomo,softbank,au,Emobileなどなど、スキなところで契約して下さい。端末は好きなものでOKです。

 ここで、大事なのは「パケット通信の契約をしないこと!」です。携帯キャリアが提供する通信契約は「○○○円でパケット使い放題!」というものが多いですが、4~5,000円とお高いのでここではパスします。必要に応じてキャリアメールには加入しても良いと思いますが。(docomo.ne.jp,softbank.ne.jp,ezweb.ne.jpなどのメールアドレスを使えるようにすることです。ボクはgmailで代用しているのでキャリアメールは非加入です。)

 コレで電話は使えるようになりました。次に「データ端末用」の契約です。ここで『MVNO事業者』と契約します。このMVNOを介した通信がメッチャ安いんです! MVNO とは仮想移動体通信事業者(Mobile Virtual Network Operator)を指します。なんだか小難しいですね。MVNO 事業者は自分たちの通信インフラを持っておらず、ネットワーク事業者(携帯会社)から通信網を借りて通信事業を行っています。

 MVNO事業者はOCN,Biglobe,so-net,hi-hoなど大手プロバイダーから、通信にあんまり関係なさそうなイオン、ビックカメラ、geoなんかも参入してます。たくさんのMVNO事業者が存在しているので、価格競争が進むわけですね。

 また2014年6月現在ネットワーク貸出を実施している携帯会社キャリアはほぼdocomoですので、MVNO事業者はdocomoから通信網を借りてサービスを展開していることになります。このことからMVNOの通信網を利用するにはdocomoの端末が必要ということになります。データ用端末としてdocomo携帯ををインターネットショップ、オークションや中古携帯ショップでゲットしましょう。

 どこのMVNO事業者と契約するかはアナタ次第!Googleなどの検索エンジンで”MVNO 比較”のキーワードで検索してみましょう。たくさんのMVNO事業者や契約プランがあることがわかります。

なぜMVNO( 格安SIM )で契約すると安くなるのか?

 docomoから通信網借りてるんだったら、逆に高くなるんじゃないの?と普通は考えます。MVNO業者の多様化が通信コスト低減の一つの要因ですが、最も大きな要因は、MVNO事業者は借りている通信網に対して、通信制限することでコストを下げています。当然ですがこの通信制限の内容がキツいほど月々の契約費用が安くなる傾向にあるようです。MVNOの通信制限として一般的なものは下記になります。

その1.通信速度を制限する
docomoのLTE通信は最大で150Mbpsです。1秒で約19メガバイトの通信をしている計算になります。スゴイですね。この速度を制限することでdocomo回線負荷を下げ低コスト化を図っているわけです。

(例1)通信速度を128kbpsに制限
通信が1秒に16キロバイトになります。画像の少ないページ閲覧しかしない人、メールしかしない人、通信が遅くても我慢できる人向けです。笑

(例2)通信速度を14Mbpsに制限
通信が1秒に1.8メガバイトになります。動画等の大容量コンテンツを見ない人はこのくらいで十分ですね。

その2.ある期間の通信データ量を制限する。
最もよく見られるプランがコレだと思います。1日単位、1月単位でデータ量を制限するプランです。

(例1)3Gbyte/月まで
1ヶ月に3ギガバイトの通信まで使うことができます。通信速度は100Mbps超えのプランもよく見かけます。このデータ量制限を超えた場合はどうなるのか?
契約しているMVNO事業者によりますが、直ちに通信がストップしてしまう事業者と通信速度が128kbps等の遅いものに制限される事業者が一般的です。

(例2)30Mbyte/日
1日に30メガバイトまで通信できます。月単位のプランより日単位プランのほうが安いような気がします。

その3.データ量で制限する。
規定データ量で制限するパターンです。icocaの様なチャージ式のカードと似ています。

(例)3Gbyte
通信データ量が3ギガバイトに達するまで使うことができます。通信量上限に達するまでは月をまたごうが、年をまたごうが関係ないケースが多く、通信速度は100Mbps超えのプランもよく見かけます。このデータ量制限を超えた場合は即座に通信ストップというのがほとんどです。通信量が上限に達する前に契約MVNOのwebサイトなどで通信料をチャージしてから使います。

 スマホのネットワーク設定などから自分が現状どれだけ通信しているかを確認することができますので、ご自身の通信状況に合わせて選択するのがコツです。

実際にMVNOを使ってみる。

 MVNO事業者と契約したあと、どのように使うのか?ボクの例をあげて説明しますね。ボクの家では以下の4つの通信端末があります。

  1. ボクの「電話用」スマホ
  2. ボクの「データ通信用」スマホ
  3. 家内の「電話・通信用」スマホ
  4. 子供の「データ通信用」タブレット

「ん?奥さんは電話・データ通信兼用?それって携帯キャリアの高いパケットプランなんじゃないの?」って思った方、するどい。後ほど説明します。

 まずはSIMカードについて。携帯のIDカードみたいなもんです。携帯キャリアやMVNOと契約するとこのカードが貰えます。このSIMカードがないと携帯は正しく動作しません。ほとんどの機種は電池の近くにSIMカードスロットを設けてあり、そこにSIMカードを差し込んで使います。docomoスマホの場合は下図のような赤いヤツです。左側が標準sim、右側がMicro simです。機種によって使われるsimカードが違います。機能は両カードで互換性があります。スマホにはMicro simがよく使われていますね。MVNO契約時にはサイズを選べることが多いです。自分の機種にあったものを選択します。
格安SIM

では、ボクの家にある各端末のSIM 状況を・・・。まず(1)の「電話用」。これはdocomoで通話プランのみを契約した際にもらえるsimを入れています。次に(2)の「データ通信用」。この端末にはMVNOで契約した格安SIMを入れています。ちょっと飛ばして(4)のタブレットにも、同じくMVNOで契約したsimを入れています。

 家内の端末(3)がちょっと特殊で複雑。この端末には(1)と同様「電話用」で契約したdocomoの SIM を入れてます。で、通信はというとSIMカード対応のwifiルーターを使っています。このwifiルーターにsimカードを突っ込むとwifiを飛ばしてくれるんです。家内は飛んでくるwifiに接続して通信。ボクはスマホ2台持ち、家内はスマホとwifiルーター持ちというわけです。
SIM対応のWIFIルーター

ちなみにボクはデータ通信用にSIM3枚セットのプランを契約しています。通信速度は「max100Mbps」でsim3枚合計の通信量制限が「5Gbyte/月まで」だったと思います。SIM3枚でもなかなか5Gbyte/月は使い切れません。
このsim3枚の月々の料金が約4,000円でボクと家内の電話料金が980円/月×2。つまり2人の携帯月額料金は合計でだいたい6,000円です。先ほど書いた一人あたり3,000円の計算になりますね。

SIMカードの関係を図でまとめるとこんな感じです。
格安SIM 導入図

使用する上での注意

注意点が2つあります。

(1)電話用端末のデータ通信を切る
電話用端末はパケット通信料定額を契約していませんので、仮に3GやLTEのネットワーク通信が発生すると莫大なパケット通信費用が発生します。青天井です。特にスマホの場合、バックグラウンドで色々通信していますのでモバイルネットワーク接続を確実にoffにしておきましょう。
大抵の機種はネットワーク設定の項目からモバイルネットワークをoffにすることが可能です。設定がわからない場合は携帯ショップで設定を教えてもらって下さい。電話用端末はこの作業必須です。

(2)データ用端末のapnを設定する。
データ要端末はMVNOを介してネットワークに接続するため、apn(Access Point Name)が携帯キャリアのものとは違います。MVNOと契約したあと受け取るSIMカードにapn設定の仕方が書いてあるはずなので、それに従って正しく設定します。

以上です。ちょっとややこしいですが、これでかなりの通信費が削除できます。MVNOは事業者もプランもたくさんあります。自分のライフスタイルに合ったものを探してみてください。

スマートフォンに関するお問い合わせ

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